「何でも、楽しんだら勝ち!」
「好きじゃないことも、楽しみながらしたら楽しくなるよ♪」
のようなことをいろいろなところで聞いたり読んだりしたことがありました。
それからは、気が進まないことがあったり、わたしとはしっくり来ないな、という人達との時間を過ごすときも「楽しもう、楽しもう」としていました。
でも、なんかうまくいかなくて、そもそも「楽しむ」ってどうやったらいいの?
楽しもうとしても楽しんでいない自分がいて「楽しいな」って思い込もうとしても、自分に嘘をついている自分がいる。
その事実に気づいてしまい、モヤモヤしていたそんなとき。
新聞の新刊の広告の欄にある言葉にハッと目が留まりました。
おごらず、人と比べず、面白がって平気に生きればいい。
樹木希林さんのことばを集めた、2019年ベストセラーとなった文春新書『一切なりゆき』に記してあることばの1つ。
新刊の広告なので、人の目を引き付けるために書いてあったのですが、その思惑通り、私の目はその言葉に釘付けになり、今はこの言葉を冷蔵庫に貼っています。(本は図書館で借りましたw)
それもそのはず。
出版元の文藝春秋の読者アンケートで“最も心に響いたことば”の第1位だったらしく、私だけでなく他の大勢の人の心にもズキュンと届いたんだな、と納得。
「樹木希林 名言」で調べたら、こういう言葉もありました。
楽しむのではなくて、面白がることよ。
この二つの言葉が、私の心を何度救ってくれたかわかりません。
もう、無理に楽しもうとしなくてもいい。
面白がる、って楽しむより簡単で、なんでもププッと笑えてきちゃう。
気づいたら、面白がることで楽しんでる自分がいました。
苦しんでるとき、必要なときに、こうやって目の前にドンピシャな救いの手が現れることがよくあります。
だから生きるって面白いんですよね!^^
Comments