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執筆者の写真Mayo I

合掌(手を合わせる)ということ

「いただきます」

「ごちそうさま」

「ありがとうございました。」

「早く元気になりますように」

「ごめんなさい」

「お願いします!」


手と手を合わせる行為は日常で当たり前のようにしています。

感謝やお詫び、頼み事、お祈りをするときなど、なにか想いを届けたいときに手を合わせることが多いのかなぁ、と今、この文章を書いていて思いましたが、両手を合わせると、本当に想いのエネルギーが集中するそうです。


インドのトレーニングでは、レッスンのあと、座った状態で目をしばらく閉じてから目を開けるとき、まず両手をこすり合わせて手の平を温めます。そして、その温めた手で、手の平と目の間に少し空間ができるように目を覆います。手が光を遮って、少し暗い中でそーっと目を開ける。ということをしていました。


また、私が練習で通っているレッスンでは、目を覆うだけでなく頭頂にも触れる、ということをされている先生がおられ、それが珍しくて私がずっと前に質問をしていたらしいのですが、全然覚えていなくて(すみません!)今回、その訳を教えてもらいました。


右手は陰陽の陽極を表し、左手は陰極を表しています。

その陰陽を合わせて、どちらにも偏らない中立の状態が合掌です。

そして、気功やレイキのように、手の平からはエネルギー(気)が出ていると考えられており、それをチャクラにのある目(眉と眉の間の第三の目)や頭頂にあてて(他にもありますが、触ることのできる一般的な場所)気をチャクラに送る、ということをしていたそうです。

(※↑これは、スリランカでの教えだそうです。)


ヨガのあとは、体を動かしながら呼吸を全身に流していくことで、気の流れが良くなっています。そうやって、すでにチャクラが開いているところへ手の平から気を送る、ということは、相乗効果でさらにエネルギーアップしそうです!


怪我をしたときに「手当てをする」といいますが、中国やインドだけでなく日本の昔の人たちも、手の平にはエネルギーがあると知っていたんでしょうね。

物質主義の世の中から少しずつ変化してきていますが、合掌という想いを伝える行為があるということ(言葉も大切!だけど、それだけではなく)、目に見えないけど力があるんだよ、ということ、子供たちに残していきたいです。




※一個人の経験に基づいた内容であり、宗教的な意味は含んでいません。

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