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  • 執筆者の写真Mayo I

体を冷やさずに食べる夏野菜



こんなにカラフルで可愛い夏野菜たち。

わたしの父が育て、母が収穫してくれたものです。(私は頂く専門でw)


夏野菜は「土の上に育つものなので、体を冷やす」ということで知られています。暑い夏にはぴったりですね!


東洋医学では、食べ物は「大寒・寒・涼・平・温・熱・大熱」という7つの分類に分けられ、その食材が体にどのように働きかけるかを表しています。


夏野菜は「寒・涼」が多く、体の熱を取って体内を潤す作用が強いと言われています。また、旬の野菜はその季節に必要な作用や栄養を含んでいます。


そして夏野菜に多く含まれているのは、水分とカリウムカリウムには利尿作用があり、尿と一緒に体内の塩分や熱も逃がすため、体温が下がります。食べ物に含まれている水分も体を冷やします



でも、冷え性や胃腸虚弱の方は体を冷やす食材を避けられているかもしれません。


旬の夏野菜を食べながら、体を冷やさないためにはどうしたらいいか!?


  1. 体を温めるものと一緒に食べる・・・ししとうやかぼちゃは、夏野菜でも「温」に属します。みょうが、しょうが、長ネギ、ニンニクも体を温めるので、そうめんや冷奴の付け合わせにぴったりですね!

  2. 加熱調理をする・・・ごま油を使って、加熱調理をしてみましょう。ごまは「平」の性質があるので、「寒・涼」の夏野菜を「平」に近づけてくれます。

  3. お風呂につかる・・・食べるものとは違いますが、高温多湿の日本の夏を上手に乗り切るには、お湯につかることが肝心だそうです。冷房で冷えた体をぬるめのお湯や2,3日に一回でもいいので浸かりましょう。






最後に、安いから・旬で栄養価が高いから、と食べている夏野菜たち。

実は、こんな薬膳効能がありますよ♪


<トマト>身体を冷やし、喉の渇きを止める働きがある。胃の働きを助け、血液サラサラ効果もあり、美肌やアンチエイジング効果も。


<オクラ>疲労回復、滋養強壮に◎ 胃にも作用し、胃腸の調子をととのえる。夏バテ気味なとき、食欲不振なときに◎ お腹の張りが気になるときや、便秘の改善にも◎


<なす>体の熱を取り、胃腸の調子を整えてくれるので、夏バテや食欲不振なときに。血の巡りをよくする。利尿効果が高く、むくみを取ってくれる。


<きゅうり>たっぷりの水分とカリウムを含む食材。体の余分な熱を取り、潤いを与え、喉の渇きを癒す。夏バテのときに◎。利尿作用が高く、余分な水分を排出する。むくみや尿の出が悪い時にGOOD。


<ピーマン>血の巡りを良くしてくれるので、美肌に効果的。胃腸の調子をととのえ、食欲増進にも。


<ししとう>血の巡りを良くしてくれて、美肌に◎ 血栓予防にも効果的。胃腸の冷えを取り、調子を整えてくれる。目の疲れ・目のかすみ、目まいなどのトラブル改善に。高血圧・がん予防・肥満予防にいいとされる。


<モロヘイヤ>腸の機能を活発に刺激するので、便秘予防や改善。血中の糖分や中性脂肪も抑制され、肥満の予防に効果的。血の巡りを良くしてくれる。胃腸虚弱の人、妊婦さん、子供さんや高齢者にも最適で栄養価が高い。



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